※本ページには有料ガイド・個別相談の案内を含みます。制度・日程・費用は2026年7月23日に近畿大学通信教育部の公式情報を確認しています。筆者の履修経験は2015年10月〜2019年9月の記録です。
先に結論|現在の「オンデマンド授業」が、旧称・規程上の「メディア授業」に当たる
近畿大学通信教育部のオンデマンド授業は、録画講義を受講期間内に視聴し、最終1週間のメディア単位修了試験など所定の評価を経て単位修得を目指す学習方法です。Zoomで指定日時に参加するオンラインスクーリングとは別制度です。開講科目・申請期間・評価方法は年度や科目で異なるため、受講前にKULeDの時間割とシラバスを確認してください。
「メディア授業とオンデマンド授業は同じものか」「動画を見るだけで単位になるのか」「働きながら試験まで間に合うのか」と迷っていませんか。
筆者は2015年10月に近畿大学通信教育部へ1年次入学し、2019年9月に法学部法律学科を卒業しました。在籍中は当時「メディア授業」と呼ばれていた科目を11科目・22単位修得しています。
この記事では、2026年度の現行制度と筆者の2015〜2019年の経験を分け、申請から試験までの確認順と、社会人が期限直前に詰め込まない進め方を解説します。主に法学部・短期大学部の制度を扱い、建築学部は別方式のため対象外です。
メディア授業とオンデマンド授業の違い
近畿大学通信教育部の現在の案内では「オンデマンド授業」という名称が使われています。一方、規程や試験名には「メディア授業」「メディア単位修了試験」の表記が残っています。古い体験談でいうメディア授業を調べている方は、現行のオンデマンド授業の案内を確認してください。
| 学習形態 | 受講方法 | 時間の決まり | 主な確認先 |
|---|---|---|---|
| テキスト授業 | 教材で学び、レポートと科目終末試験等へ進む | 提出・申込期限に合わせて自習 | 学習の手引き、シラバス、KULeD |
| オンデマンド授業 (メディア授業) | 録画講義15回を原則順番に視聴し、確認テスト等と期末試験へ進む | 受講期間内なら視聴時刻を選べる | オンデマンド時間割、シラバス、KULeD |
| オンラインスクーリング | Zoom等で教員・受講生とリアルタイムに受講する | 指定日時への出席が必要 | スクーリング日程、シラバス、KULeD |
| 対面スクーリング | 指定会場等で授業を受ける | 指定日程への出席が必要 | スクーリング日程、シラバス、KULeD |
オンデマンド授業は、オンラインで行う授業をすべて指す言葉ではありません。スクーリングの授業形態、申込、出席、評価の違いは、近大通信のスクーリング解説で分けて確認できます。
「動画を見れば単位」「全科目を受講できる」ではない
開講される科目は限られます。所定の講義視聴、確認テスト、アンケート、メディア単位修了試験など、科目ごとの評価条件を満たす必要があります。必要視聴時間、課題、評価方法はシラバスを優先してください。
2026年度の受講期間と申請時期
2026年度の法学部・短期大学部等のオンデマンド授業は、前期と後期に分かれています。日付は2026年度の実績であり、翌年度以降も同じとは限りません。
| 期 | 申請期間 | 受講期間 | メディア単位修了試験 |
|---|---|---|---|
| 前期 | 2026年4月1日〜4月15日 | 2026年5月1日〜7月31日 | 2026年7月25日〜7月31日 |
| 後期 | 2026年10月1日〜10月15日 | 2026年11月1日〜2027年1月31日 | 2027年1月25日〜1月31日 |
オンデマンド授業は、入学時や年度初めの一括履修登録だけで自動的に受講できるものではありません。KULeDで時間割とシラバスを確認し、前期・後期それぞれの受付期間に申請します。申請後は大学の許可通知を近大メールとKULeDで確認し、許可後は科目を変更できない点にも注意してください。
受講前には、科目名だけでなく、配当学年、卒業要件上の区分、指定教材、必要視聴時間、確認テスト、課題、評価方法を確認します。履修計画へどう組み込むかは、近大通信の4年間の履修計画例で区分ごとに確認できます。
オンデマンド授業を履修全体のどこへ入れるか確認する
無料ロードマップでは、入学前・在学中・立て直しの現在地を選び、次の4週間に確認する項目を整理できます。閲覧だけで申込や購入は発生せず、診断は卒業可否を判定するものではありません。
無料記事です。登録、申込、購入は必要ありません。
申請から単位修得までの流れ
| 段階 | すること | 完了条件 |
|---|---|---|
| 1.科目確認 | KULeDの時間割・シラバスで、開講科目、配当学年、教材、評価方法を確認 | 自分の卒業要件と受講条件に合う |
| 2.受講申請 | 前期または後期の受付期間内に申請 | 申請内容を保存し、結果確認日を予定へ入れた |
| 3.許可確認 | 近大メール・KULeDで許可通知を確認 | 受講科目と教材を確定した |
| 4.講義視聴 | 1回約60分・全15回の講義を原則順番に視聴 | 必要視聴時間と各回の条件を満たした |
| 5.確認テスト等 | 各回の確認テスト、アンケート、科目指定の課題を完了 | 試験受験条件をKULeD上で確認できた |
| 6.期末試験 | 最終1週間のメディア単位修了試験を60分で受験 | 送信・自動提出の状態を確認した |
| 7.成績確認 | KULeDで結果と単位を確認 | 履修台帳の「修得済み」へ反映した |
講義は原則として順番に視聴します。科目によっては各回の確認テストで全問正解するまで次へ進めないほか、所定の視聴時間や別の課題が設定されます。分からない点はKULeDの質問機能を使えますが、試験やレポートの解答・評価理由に直結する質問は対象外です。期末直前では回答が間に合わない可能性があるため、早めに確認してください。
メディア単位修了試験で確認すること
2026年度法学部の学習の手引きでは、全講義の視聴と確認テスト等を終えた後、受講期間の最終1週間に60分のWEB試験を受けます。期間内は場所と時刻を選べますが、受験を開始すると60分で自動提出され、同じ期にその場でやり直すことはできません。
手引きでは参照物を確認しながら受験できると案内されています。ただし、出題形式、評価配分、持ち込み・参照の扱いは科目のシラバスと受験画面の最新案内を優先します。「60点だけ取れば必ず単位」ではなく、科目ごとの評価基準と教員の総合判断で成績が決まります。
講義画面・試験問題を保存、転載、共有しない
講義映像・資料の録画やスクリーンショット、試験問題・課題・レポート設題・解答のWEBやSNSへの掲載、他者との共有は禁止されています。復習用の記録は、許可された教材と自分の言葉で作るノートに限定し、最新の利用ルールを守ってください。
試験前チェックリスト
- 全15回の視聴、確認テスト、アンケート、課題が完了している
- シラバスで出題・評価方法、参照物、受験条件を再確認した
- 学生証、KINDAI ID、安定した通信環境、電源を準備した
- PCまたはタブレットで画面表示と入力を事前に確認した
- 自分のノートに、講義回・論点・教材ページの索引を作った
- 最終日ではなく、トラブル対応できる日時を受験候補にした
スマートフォンからアクセスできる場合でも、レポート作成や60分の試験を含めるとPCまたはタブレットが推奨されています。公衆Wi-Fiや周囲から画面が見える場所を避け、集中できる私的な環境で受験してください。
働きながら15回を終える6週間の例
1回約60分の講義が15回あるため、動画だけでも1科目あたり約15時間が目安です。確認テスト、復習、教材確認、試験準備の時間を別に確保します。次は週3回前後を基本にした一例で、大学の標準学習時間や単位修得を保証する計画ではありません。
| 週 | 進める範囲 | 週末の確認 |
|---|---|---|
| 1週目 | 第1〜3回を視聴 | 確認テストと不明点一覧を残す |
| 2週目 | 第4〜6回を視聴 | 1〜6回の論点を1枚にまとめる |
| 3週目 | 第7〜9回を視聴 | 教材ページと講義回の索引を更新する |
| 4週目 | 第10〜12回を視聴 | 未完了の確認テスト・課題をなくす |
| 5週目 | 第13〜15回を視聴 | 全視聴、アンケート、受験条件を確認する |
| 試験週 | 弱い論点を復習し、60分の試験を受ける | 最終日より前に受験・提出状態を確認する |
仕事の繁忙期や家庭の予定がある週は、動画本数を増やして取り返すのではなく、予備日を先に置きます。1科目だけで6週間を試し、実際にかかった視聴・確認・復習時間を記録してから、次の期の同時履修数を決めると過大登録を防げます。仕事との週次配分は、社会人が近大通信と仕事を両立する方法も参考にしてください。
筆者が2015〜2019年に修得した11科目・22単位

ここからは現行制度の推奨科目ではなく、筆者が当時「メディア授業」として修得した記録です。科目名、配当学年、開講時期、授業内容、評価方法は変わるため、2026年度の時間割へそのまま写さないでください。
| 年次 | 当時修得した科目 | 単位 |
|---|---|---|
| 1年次 | 英語総合、私法入門I(財産法) | 4単位 |
| 2年次 | 私法入門II、社会政策、物権法 | 6単位 |
| 3年次 | 親族・相続法、労働法、消費者保障法、刑事訴訟法 | 8単位 |
| 4年次 | 地方自治法、法哲学 | 4単位 |
| 合計 | 11科目 | 22単位 |
筆者は、決まった日時に参加しにくい会社員生活の中で、視聴時刻を選べる点に助けられました。一方、受講期間の前半に後回しにすると、15回の視聴と試験準備が重なります。「空いたときに見る」ではなく、曜日と予備日を予定へ入れる必要がありました。
在籍当時は再生が止まった経験もありますが、これは2015〜2019年の筆者環境における記録です。2026年のシステム品質を示す事実として一般化しません。現在の推奨環境と障害案内はKULeDを確認してください。
4年間全体の履修・レポート・試験例が必要な方へ
法学部を4年で卒業した筆者の54科目・128単位の記録、失敗、履修計画、レポート、試験、卒業論文を1本にまとめています。まず無料記事で解決し、科目をまたいだ具体例が必要な場合に内容を確認してください。
有料ガイドです。購入だけで単位修得・卒業を保証するものではありません。内容・価格・販売条件はリンク先の最新表示を優先します。
オンデマンド授業のメリットと注意点
| メリット | 注意点 |
|---|---|
| 受講期間内なら、仕事や家庭に合わせて視聴時刻を選べる | 申請・視聴・試験の期限は決まっており、自由に延期できない |
| 講義映像を繰り返し視聴できる | 各回の確認テストや必要視聴時間を満たさないと次へ進めない場合がある |
| 録画講義のため、指定会場への移動が不要 | 全科目が開講されるわけではなく、希望科目が対象外の場合がある |
| スクーリング・オンデマンド授業科目の所定単位へ算入できる | 卒業要件は区分ごとに異なり、オンデマンドだけで一律に代替できない |
| 自分の理解に合わせて復習時間を調整できる | リアルタイムの対話や固定日程がない分、自己管理が必要 |
法学部の1年次入学では、卒業に必要な124単位以上のうち、スクーリング・オンデマンド授業科目を全体で30単位以上含めます。ただし、科目区分ごとの条件があるため、30単位をまとめて数えるだけでは卒業要件を確認できません。短期大学部は原則62単位のうち16単位以上ですが、入学区分・認定単位等で条件が変わります。
2026年度から完全オンライン卒業を目指せる人
近畿大学通信教育部は、2026年度入学者について、法学部・短期大学部で「WEBだけで卒業を目指せる」と案内しています。卒業ゼミナールにオンラインスクーリングクラスが新設されたためです。
ただし、卒業ゼミナールは録画型のオンデマンド授業ではなく、指定日時に参加するオンラインスクーリングです。在学生向けクラスは試行・調整中で、今後は抽選となる可能性も案内されています。対象年度、開講、定員、抽選、受講条件を最新の学習の手引きとKULeDで確認し、「誰でも通学ゼロが確定」とは判断しないでください。
オンデマンド授業が向くか3分で確認
| 確認 | はいの場合 | いいえの場合 |
|---|---|---|
| 週2〜3回の視聴枠と予備日を固定できる | オンデマンドを候補にする | 固定日時のスクーリングや同時履修数を比較する |
| PC・タブレットと安定した私的な通信環境がある | 受講・試験環境を事前確認する | 端末・場所を確保してから申請する |
| 希望科目がその期の時間割にある | 配当学年・評価・教材を確認する | 別期、スクーリング、テキスト授業を検討する |
| 申請、視聴、試験の3つの期限を管理できる | カレンダーへ先に登録する | 科目数を減らし、通知方法を決める |
| リアルタイムの対話より視聴時刻の自由を優先する | オンデマンドとの相性がよい | オンライン・対面スクーリングを比較する |
「はい」が多くても、申請できる科目と卒業要件が合わなければ受講計画にはなりません。まず公式時間割とシラバスを自分で確認し、無料の履修計画記事で整理してください。それでも入学区分、残り単位、仕事の繁忙期を一枚にまとめられない場合だけ、個別相談を利用できます。
公式条件を確認しても、次の30日が決まらない方へ
60分相談では、入学年度・入学区分・修得済み単位・仕事の制約を事前に伺い、相談後30日間に確認する項目を整理します。大学の履修許可・卒業判定、法律相談、単位修得の保証はできません。
有料相談です。内容・対象外事項・キャンセル条件をリンク先で確認してから判断してください。
近大通信のメディア授業でよくある質問
メディア授業とオンラインスクーリングは同じですか?
同じではありません。現在「オンデマンド授業」と案内されるメディア授業は録画講義を期間内に視聴する非同期型です。オンラインスクーリングは、指定日時にZoom等でリアルタイムに受講します。
スマートフォンだけで受講できますか?
スマートフォンから利用できる案内はありますが、試験やレポート作成まで考えるとPCまたはタブレットが推奨されています。申請前に最新の推奨環境、画面表示、入力、通信を確認してください。
オンデマンド授業の受講料はいくらですか?
2026年度の法学部案内では、2020年度以降入学生のオンデマンド授業受講料は授業料に含まれ、別受講料は不要とされています。指定テキストは別途購入が必要で、公式目安は1科目約3,000円です。2019年度以前の入学生や別課程は学費体系が異なるため、自分の入学年度の案内を確認してください。
試験に不合格だったら、すぐ受け直せますか?
同じ期の試験を開始・提出した後に、その場でもう一度受け直すことはできません。不合格の場合は、大学の規程と次回案内に従って再度受講申請・履修します。「一生に1回だけ」ではなく、「同一期に即時再受験はできない」と理解してください。
全科目をオンデマンドで受講できますか?
できません。年度・学部・課程ごとに開講科目が決まります。希望科目がオンデマンド対象でない場合は、テキスト授業、オンラインスクーリング、対面スクーリング、別の開講期を比較します。
近大通信は完全オンラインで卒業できますか?
大学は2026年度入学者について、法学部・短期大学部でWEBだけの卒業を目指せると案内しています。ただし、卒業ゼミナールはオンラインスクーリングであり、対象年度、開講、定員、抽選、履修条件の確認が必要です。すべての在学生が無条件で通学不要と断定はできません。
公式情報・確認日
以下を2026年7月23日に確認しました。日程、開講科目、費用、推奨環境、評価方法は変更されるため、申請・受験時はKULeDと公式の最新表示を優先してください。
- 近畿大学通信教育部:オンデマンド授業の学習の流れ
- 近畿大学通信教育部:2026年度オンデマンド授業
- 近畿大学通信教育部:2026年度 法学部 学習の手引き
- 近畿大学通信教育部:スクーリングの学習の流れ
- 近畿大学通信教育部:2026年度スクーリング
- 近畿大学通信教育部:法学部カリキュラム・卒業要件
- 近畿大学通信教育部:法学部の学費
- 近畿大学通信教育部:2026年度から完全オンライン卒業が可能に
まとめ|申請・15回視聴・試験の3期限を先に置く
- 旧称・規程上の「メディア授業」は、現在の案内では「オンデマンド授業」に当たる
- 録画講義15回を原則順番に視聴し、確認テスト等を経て最終1週間の60分試験へ進む
- 全科目が対象ではないため、KULeDの時間割・シラバスで開講、配当学年、評価を確認する
- オンラインスクーリングは指定日時に参加する別制度で、卒業要件に合わせて使い分ける
- 社会人は週2〜3回の視聴枠と予備日を置き、最終日より前に受験できる計画を作る
最初の行動は、KULeDで自分の期の時間割とシラバスを確認し、申請期限、15回の視聴枠、試験候補日を一つのカレンダーへ入れることです。古い記事の科目名や日程ではなく、自分の入学年度と現在の公式案内を基準にしてください。
