日商簿記2級、3級に何回も落ちて辛い
と何度も落ちて、心が折れそうになっている方向けの記事です。
せっかく頑張って勉強してきたのにあきらめずにチャレンジしていただきたいです。
日商簿記2級は、合格率20%程度の簡単には合格できない試験です。
落ちた回数なんて気にしなくていい理由について
日商簿記3級は2回落ち、2級は5回落ちましたが、
最終的に合格した私が解説します。
この記事を書いている私は、2022年6月に日商簿記2級を受験。
88点で合格しました。
ちなみに、私の日商簿記2級の勉強方法は、市販本とアプリ、オンライン講座です。
日商簿記2級に落ちた回数は気にしなくてもいい理由
履歴書には落ちた回数は書かない
ネットを見ると、2週間で受かったり、1ヶ月で受かったりと言った報告を目にしてしまうこともあり、何回も落ちている自分と比較して辛くなることもありますよね。
でも全く他人を気にしなくて大丈夫です。
そもそも、履歴書に日商簿記2級を何回目でどれくらいかかって合格したなんて記載しません。
受験回数なんて言わなきゃ分かりません。
そして、5回目で合格しても10回目で合格しても資格の価値は同じです。
何回も落ちて心が折れてあきらめてしまっては、合格の価値は手に入りません。
日商簿記2級は難しくなっている
日商簿記2級は難しくなっています。
日商簿記2級の直近の合格率は、20%程度と低くなっています。
また、回によっては第157回(2021年2月 合格率8.6%)のように10%を切ってしまうような回もあります。
落ちる人の方が多い試験のため、落ちた回数が多いからと言って凹む必要はありません。
日商簿記2級に落ちた回数によるデメリットは?
デメリットは、受験料が多くかかることくらいです。
金銭面で痛いですが、途中であきらめてしまって時間とお金を失ってしまうことがもっと辛いでしょう。
簿記は本当に価値のあるコスパのいい資格のため、無理なく学習を継続していただきたいです。
無理なく学習を続けるためにも、私は独学はおすすめしません。
日商簿記2級の勉強が辛い時
何回も落ちてしまうと、勉強をするのが辛くなってくることもあると思います。
そんな時は、次の項目を確認してみてください。
- 一般的な合格に必要な勉強時間が足りているか
- 前回に誤った箇所を同じようにミスしていないか
- 難しい論点を捨てていないか
一般的な合格に必要な勉強時間が足りているか
一般的に日商簿記2級に合格に必要な時間は、独学であれば250時間〜350時間です。
合格ができない場合、そもそもの勉強時間が足りていない可能性があります。
1~2ヶ月で受かる秀才以外は、一般的な基準の勉強時間が必要になります。
まずは、250時間〜350時間を目指して勉強しましょう。
そうすれば、合格に近づきます。
前回に誤った箇所を同じようにミスしていないか
何度も落ちる場合、前回の試験で誤った箇所を同じようにミスをしてしまっている可能性があります。
複数回間違う箇所は、苦手分野ですので次は同じミスを繰り返さないようにテキストや問題集を使って繰り返し学習することをおすすめします。
難しい論点を捨てていないか
日商簿記2級は、工業簿記も含まれ非常に範囲の広い試験になります。
そうなると、私のように難しい論点を捨てる方もいます。
日商簿記2級は、大問1~5まで満遍なく配点されているので、難しい論点を丸々捨ててしまうと仕組み上合格が厳しくなります。
連結会計や税効果会計、リース取引など難しい論点が多くありますが、基本部分を抑えて少しずつ得点できるようにしたいです。
最後まであきらめないことが大事
まとめ
履歴書に日商簿記2級を何回目でどれくらいかかって合格したなんて記載しません。
5回目で合格しても、10回目で合格しても資格の価値は変わりません。
また日商簿記2級は、合格率20%程度の難しい試験です。
落ちたからと言って凹む必要もありません。
- 一般的な合格に必要な勉強時間が足りているか
- 前回に誤った箇所を同じようにミスしていないか
- 難しい論点を捨てていないか
「学問に王道なし」という言葉がありますが、
最後まであきらめなければ合格できる試験のため、今何度も落ちて辛くても頑張って合格していただきたいです。