本ページはプロモーションが含まれています

勉強法

【ネット試験に対応】日商簿記3級の勉強方法 必要な勉強時間からおすすめテキストまで紹介

Tatsuo

まずは簿記の基本となる

日商簿記3級から着実に学習していきましょう

日商簿記3級は、業種・職種にかかわらずビジネスパーソンが身に付けておくべき「必須の基本知識」として、多くの企業から評価される資格であり、副業などの確定申告等の際にも非常に役に立つ資格になっています。

私自身の勉強記録も紹介していきますので、少しでも参考にしていただければと思います。

この記事はこんな方向け
  • 日商簿記3級の受験を考えられている方
  • 日商簿記3級試験のネット試験に対応した勉強法を知りたい方
  • 日商簿記3級合格にかかる勉強時間を知りたい方

この記事を書いている私は、2022年6月に日商簿記2級を受験。

88点で合格しました。

ちなみに、私の日商簿記2級の勉強方法は、市販本とアプリ、オンライン講座です。

簿記とは

そもそも簿記って何?って思う方もおられます。

簿記とは次のとおりです。

会社や店では、商品の販売や従業員への給料の支払い、光熱費や広告費の支払いといった様々な活動を行っています。このような企業の活動を帳簿に記録し、報告する手段を簿記といいます。

「帳簿に記録する」から「簿記」という用語ができたと言われています。


そもそも簿記とは?合格率はどれくらい?仕事に活かせられるのか?【初学者向けに解説】

日商簿記3級の難易度について

次に日商簿記3級の難易度についてみていきましょう。

商工会議所の受験者データの合格率は次のとおりです。

ペーパーの試験(統一試験)の直近5回の平均合格率は、43.98%でした。

Tatsuo

回によっては、合格率が20%台になっていますね。

ネット試験の合格率は、次の通りです。

合格率は、41%でした。

半分以上の人は落ちる試験ですし、会場で受験するペーパー試験(統一試験)では回によっては合格率20%台の回もあり、

3級ですがめちゃめちゃ簡単という試験ではないです。

ですので、きちんとした対策が必要になります。

日商簿記3級に必要な勉強時間

次に勉強時間についてみていきましょう。

複数の資格スクールのHPを確認し、調べたところ次の通りでした。

  • 独学の場合・・・100時間〜150時間
  • スクールの場合・・・50時間〜100時間

私が独学で実際にかかった勉強時間は以下のとおりです。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-4.png
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-5.png

テキストと過去問演習で4ヶ月ほどで64時間11分かかりました。

ただ私は、高校時代に授業で簿記をやっていたこともありますし、

高校時代に1度、日商簿記3級を受験しているので実際は100時間以上は勉強しています。

初学者の方はもう少し時間をみておいても良いかもしれません。

Tatsuo

個人差はありますが、結構時間がかかります。

日商簿記3級の勉強方法

私の場合、簿記の勉強をしたことがあったので、

テキスト→問題集の順番で勉強しました。

そして、わからないところや間違っている箇所をテキストで再確認というのを繰り返しやっていきました。

初学者で独学などで不安な場合は、テキスト→問題集→予想問題集の順番でやるのが、手堅いと思います。

ちなみにインプット・アウトプットの黄金比率は3:7が一番効率的と「アウトプット大全」という本に書いてありました。コロンビア大学の実験でも検証されています。

テキストをじっくり読む(インプット)より、問題をどんどん解いていく(アウトプット)が重要です。

私は基本的に平日は仕事で働いていますので、朝早起きして勉強したり、休日を使って勉強をしました。

夜は疲れて勉強できない日などもあったので、朝が苦手でない方は朝の時間帯を活用し、集中して取り組むのがおすすめです。

次に日商簿記3級の試験詳細は次の通りになります。

試験詳細

第1問 仕訳15問 (45点)

第2問 問1と問2で合計2題 (20点)

・補助簿の選択問題、記入問題

・勘定記入の問題

・理論問題の選択問題

・伝票会計の穴埋め問題

第3問 (35点)

・精算表

・財務諸表

まず、仕訳の問題が多いです。

仕訳は、簿記の基本になるので大問1は満点を狙うくらい勉強しておいた方がいいです。

仕訳で満点の45点が取れれば、合格点である70点に大きく近づきます。

第2問や第3問を解くにも仕訳ができることが重要になります。

Tatsuo

仕訳を制すものは簿記を制すと言っても過言ではありません。

仕訳学習には、隙間時間の活用がおすすめです。

隙間時間はオンライン講座やアプリなどで学習をしました。

【時間がない忙しい社会人や学生必見】日商簿記2級スキマ時間学習におすすめのアプリ3選

次におすすめのテキスト・問題集は次の通りです。

私自身これらのテキストや問題集を活用し、合格しました。

仕訳Webアプリや模擬試験プログラムなども付属しており、おすすめです。

ネット試験の対策

ネット試験については、別の記事でもまとめているのでそちらもご覧いただきたいです。

【日商簿記2級】ネット試験か統一試験どちらがおすすめか?合格率データで比較検証

また、昨今の事情で会場受験が人数制限で受けられないといったこともあります。

私も会場受験できなかったうちの一人でした。

このようなことがあるので、ネット試験を意識して勉強を進めた方がいいでしょう。

会場受験と出題範囲は変わらないため、

上記の勉強法で問題集を中心にやっていけば良いです。

本番を意識し、上記で紹介したテキストに付属している模擬試験プログラムをやってみるのもおすすめです。

おすすめの講座

簿記を初めて学ぶ場合、仕訳や勘定科目、貸方、借方など中々人に教えてもらわないと難しいと感じる時もあるかもしれません。

私自身は、高校時代に学校で簿記を勉強していたので社会人になってから再度勉強するときに高校時代に教えてもらったことを思い出しながら勉強をしてきました。

おすすめの講座はスタディングです。

STUDYing(スタディング)は、他の簿記講座より安価です。

詳細はこちら

簿記3級合格コースであれば3,850円で受講できます

取得して良かったこと

私の場合、仕事で経理業務をやる際や確定申告をやる際に非常に役に立ちました。

会計ソフトへ仕訳を打ち込む場合や、減価償却の処理など実用性がかなりあります。

Tatsuo

そのほかにも、就職や転職時のアピールポイントになったり、

税理士、公認会計士等へキャリアアップを目指せたり、

金融知識が身についたり様々なメリットがあります!

まとめ

日商簿記3級合格にかかる一般的な勉強時間は次の通りです。

  • 独学の場合・・・100時間〜150時間
  • スクールの場合・・・50時間〜100時間
Tatsuo

個人差はありますが、計画的に勉強していく必要があります

テキスト→問題集の学習で、アウトプット(問題演習)とインプット(テキスト・動画学習)の比率は、7:3を意識してやっていきましょう。

おすすめテキストは、次の通りです。

日商簿記3級は、決して簡単とは言い難い資格試験ですが、転職やスキルアップを目指される方には、労力の割にはメリットが大きい資格かと思いますので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

ABOUT ME
Tatsuo
日商簿記2級合格、FP3級所持しています。