「通信制大学って入試はあるの?」「落ちることはある?」——これから通信制大学への入学を考えている方にとって、入試の有無や難易度は最も気になるポイントですよね。
結論からお伝えすると、通信制大学には一般的な学力試験(筆記試験)はほとんどありません。書類選考が中心で、一部の大学では面接が行われる程度です。
この記事では、実際に近畿大学通信教育部に社会人として入学し、4年で卒業した筆者(Tatsuo)が、通信制大学の入試の実態を体験談を交えて解説します。
これから通信制大学で学び直しを考えている方は、ぜひ参考にしてください。
なお、通信制大学での学び直しの全体像を知りたい方は、まず社会人の学び直しロードマップをご覧ください。
通信制大学の入試の特徴|学力試験なしがほとんど

通信制大学の入試は、通学制の大学とはまったく異なります。最大の特徴は、偏差値という概念が存在しないこと。センター試験や一般入試のような学力試験は、基本的に実施されません。
選考方法は「書類審査」が主流
多くの通信制大学では、以下の書類を提出するだけで選考が行われます。
- 入学志願書(氏名・学歴などの基本情報)
- 卒業証明書(最終学歴の証明)
- 志望理由書(なぜ学びたいのか)
- 証明写真
一部の大学では面接が実施されることもありますが、これは志望動機や学習意欲を確認するためのもの。「落とすための試験」ではなく、「学ぶ意思を確認する場」と考えてよいでしょう。
入学時期は年2回が主流
通信制大学の多くは、春(4月)入学と秋(10月)入学の年2回募集を行っています。通学制の大学と違い、出願期間も比較的長く設定されているので、自分のタイミングで準備を進められるのも魅力です。
通信制大学の入試は「落ちる」ことがあるのか?



「書類選考だけなら、落ちることはないの?」と思われるかもしれません。
実際のところ、出願資格を満たしていれば、不合格になるケースは極めてまれです。出願資格とは、主に以下のいずれかを指します。
- 高等学校を卒業していること(1年次入学の場合)
- 短大・専門学校を卒業していること(3年次編入の場合)
- 大学に2年以上在籍し、一定の単位を修得していること(2年次・3年次編入の場合)
ただし、以下のようなケースでは不合格になる可能性もゼロではありません。
- 書類に不備がある(記入漏れ、証明書の期限切れなど)
- 志望理由書の内容が極端に不十分
- 出願資格を満たしていない
つまり、きちんと書類を準備すれば、基本的には合格できると考えて大丈夫です。
【体験談】僕が近畿大学通信教育部に出願したときの話



僕(Tatsuo)は社会人として働きながら、近畿大学通信教育部の法学部に3年次編入しました。
出願時に必要だったのは、主に以下の書類です。
- 入学志願書
- 短大の卒業証明書・成績証明書
- 志望理由書
- 証明写真
学力試験は一切なく、書類を郵送して約2〜3週間後に合格通知が届きました。正直なところ、「え、これだけ?」と拍子抜けしたのを覚えています。
志望理由書には「法律の知識を身につけてキャリアアップしたい」という趣旨のことを素直に書きました。特別な文章力は必要なく、学びたいという気持ちを正直に伝えることが大切です。
入学後にまずやるべきことは近畿大学の入学後 最初にやること4選にまとめているので、あわせてチェックしてみてください。
通信制大学の入試で「志望理由書」を書くコツ



通信制大学の入試で最も重要な書類が志望理由書です。「何を書けばいいか分からない」という方のために、押さえるべきポイントを紹介します。
志望理由書に盛り込むべき3つの要素
- なぜ学びたいのか(動機)
「キャリアアップのため」「教養を深めたい」「資格取得のため」など、率直な理由でOKです。 - なぜその大学を選んだのか(志望校選択の理由)
カリキュラムの特徴、学費、スクーリングの利便性など、具体的な理由があると説得力が増します。 - 卒業後にどう活かしたいのか(将来の展望)
学んだ知識をどのように仕事や人生に活かしたいかを簡潔に述べましょう。
完璧な文章である必要はありません。大切なのは、あなた自身の言葉で、学びたいという気持ちを伝えることです。
通信制大学の入試に必要な費用



通信制大学の入学にかかる費用は、通学制と比べてかなり抑えられています。一般的な目安は以下の通りです。
- 選考料:10,000〜30,000円程度
- 入学金:20,000〜100,000円程度
- 年間授業料:100,000〜300,000円程度
近畿大学通信教育部の場合の具体的な学費については、近畿大学通信教育部の学費まとめで詳しく解説しています。
通学制の大学では年間100万円以上かかることも珍しくないので、通信制大学のコストパフォーマンスの高さは大きなメリットといえます。
通信制大学に向いている人の特徴



入試のハードルは低い通信制大学ですが、入学すること自体よりも「卒業すること」の方がはるかに難しいという現実があります。通信制大学の卒業率は、一般的に10〜30%程度といわれています。
そのため、以下のような方に特に向いています。
- 明確な目的がある人:「大卒資格を取りたい」「特定分野を学びたい」など
- 自己管理ができる人:自分でスケジュールを立てて学習を進められる
- コツコツ続けられる人:レポート提出や試験勉強を地道に続けられる
- 仕事や家庭と両立したい人:自分のペースで学べる環境が必要な方
逆に、「なんとなく大学に行きたい」という動機だけでは、途中で挫折するリスクが高くなります。入学前に「なぜ学ぶのか」を明確にしておくことが、卒業への第一歩です。
通信制大学の出願から入学までの流れ



最後に、通信制大学の出願から入学までの一般的な流れをまとめます。
- 大学選び・資料請求:カリキュラム、学費、スクーリング形式などを比較
- 出願書類の準備:志願書、卒業証明書、志望理由書などを準備
- 出願(郵送またはWeb):期限内に必要書類を提出
- 選考結果の通知:書類審査後、2〜4週間程度で結果が届く
- 入学手続き・学費納入:合格後、所定の期間内に手続きを完了
- 教材到着・学習開始:テキストが届いたら、いよいよ学びのスタート!
通信制大学は、年齢や職業に関係なく、学びたいという気持ちがあれば誰でもチャレンジできる環境です。「入試が不安で一歩を踏み出せない」という方は、まずは気になる大学の資料を取り寄せてみてください。
まとめ|通信制大学の入試はハードルが低い。大切なのは「入学後」



通信制大学の入試について、ポイントをまとめます。
- 学力試験(筆記)はほとんどない
- 書類選考が中心。一部で面接あり
- 出願資格を満たし、書類に不備がなければ基本的に合格
- 志望理由書は素直に「学びたい気持ち」を伝えればOK
- 入学よりも「卒業」の方が圧倒的に大変
通信制大学は入口のハードルが低い分、入学後の自己管理と継続力が問われます。入試を恐れるよりも、入学後にどう学び続けるかを考えておくことが重要です。
僕自身、近大通信での4年間は決して楽ではありませんでしたが、卒業したときの達成感は格別でした。あなたも学び直しの一歩を踏み出してみませんか?
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