「通信制大学って普通の大学と何が違うの?」「社会人でも本当に卒業できるの?」——そんな疑問を持つあなたへ。
この記事では、通信制大学の仕組みから学費、卒業率、スクーリング、入試制度まで、社会人が知っておくべき情報を網羅的にまとめました。筆者のTatsuoは、30代で近畿大学 通信教育部(法学部)に入学し、働きながら4年で卒業した経験があります。
机上の情報だけでなく、実体験に基づいたリアルな視点でお伝えします。これから通信制大学を検討している方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
通信制大学とは?仕組みと特徴

通信制大学とは、テキスト学習やオンライン授業を中心に、自宅で学べる大学教育のことです。文部科学省が認可した正規の大学であり、卒業すれば通学制と同じ「学士」の学位が取得できます。学歴としても履歴書に記載でき、就職・転職の際にも有効です。
学習スタイルは大学によって異なりますが、テキストを読んでレポートを提出し、科目試験に合格して単位を取得するのが基本的な流れです。近年はオンラインでレポート提出や試験を受けられる大学も増え、忙しい社会人でも学びやすい環境が整ってきています。
通学制との最大の違いは「時間と場所の自由度」です。仕事や育児と両立しながら、自分のペースで学位取得を目指せるのが通信制大学の最大の魅力といえます。
通信制大学の学費と費用



通信制大学の学費は、通学制大学と比べて大幅に安いのが特徴です。4年間の総額で約70万〜150万円が一般的な目安で、通学制の私立大学(400万円前後)と比べると3分の1以下で済むケースも珍しくありません。
内訳としては、入学金(2〜5万円程度)、年間の授業料(10〜30万円程度)、スクーリング費用(1科目あたり5,000〜15,000円程度)、テキスト代などがかかります。大学によって費用体系は異なるため、事前に公式サイトで確認しておきましょう。
僕が通った近畿大学 通信教育部の場合、4年間の総費用は約80万円でした。教育訓練給付金の対象になっている大学もあるので、費用を抑えたい方はハローワークへの相談もおすすめです。
通信制大学の卒業率と卒業のコツ



通信制大学の卒業率は、全体平均で約15〜20%といわれています。この数字だけ見ると不安になるかもしれませんが、実態を正しく理解すれば必要以上に恐れることはありません。卒業率が低い理由は「難しいから」ではなく、「モチベーション維持が難しいから」です。
卒業するためのコツは、学習の習慣化と仲間づくりにあります。毎日決まった時間に勉強する、SNSで同じ大学の学生とつながる、スクーリングに積極的に参加する——こうした工夫が継続の鍵になります。
卒業率の実態や「卒業できる人」の共通点については、通信制大学の卒業率の詳細記事で詳しく解説しています。また、卒業しやすい大学を知りたい方は通信制大学 卒業しやすいランキングも参考にしてください。
スクーリングとオンライン学習



スクーリングとは、通信制大学で行われる対面授業のことです。多くの大学では年に数回のスクーリング参加が卒業要件に含まれており、大学のキャンパスや地方会場で実施されます。同じ目標を持つ仲間と直接交流できる貴重な機会でもあります。
ただし「スクーリングに通う時間がない」「遠方で参加が難しい」という方もいるでしょう。近年はオンラインスクーリング(メディア授業)を導入する大学が増えており、自宅からの受講だけで卒業できる大学も存在します。
スクーリングなしで卒業できる大学の選び方やおすすめ校については、スクーリングなしで卒業できる通信制大学まとめで詳しく紹介しています。
通信制大学の入試・編入制度



通信制大学の入試は、通学制のような学力試験がないケースがほとんどです。書類選考のみで入学できる大学が多く、高校卒業(または高卒認定)の資格があれば誰でも出願可能です。「学び直したい」という気持ちがあれば、学力に自信がなくてもスタートできます。
また、短大や専門学校の卒業者、あるいは他大学で一定の単位を取得している方は「編入学」という選択肢もあります。3年次編入であれば、最短2年で学士号を取得できるため、時間とコストの両方を節約できます。
入試の具体的な流れは通信制大学の入試制度まとめ、編入について詳しく知りたい方は通信制大学の編入ガイドをご覧ください。
社会人が通信制大学で学ぶメリット



社会人が通信制大学で学ぶメリットは、大きく3つあります。まず「仕事を辞めずに学位が取れる」こと。通学制と違い、平日の夜や週末を活用して自分のペースで学習を進められます。キャリアを中断せずにスキルアップできるのは、通信制ならではの強みです。
次に「視野が広がり、キャリアの選択肢が増える」こと。法学・経済学・心理学など、仕事では触れない分野を体系的に学ぶことで、新しい可能性に気づけます。僕自身、近大通信で法学を学んだことで物事の考え方が大きく変わりました。
そして「自己肯定感の向上」。社会人として大学を卒業するのは決して簡単ではありません。だからこそ、やり遂げたときの達成感は格別です。社会人の学びについては社会人が通信制大学で学ぶリアル、卒業の価値については通信制大学の卒業はすごい?の記事で体験談を交えて解説しています。
通信制大学おすすめの選び方



通信制大学を選ぶ際に重視すべきポイントは、「学べる分野」「学費」「スクーリングの形式」「サポート体制」「卒業率」の5つです。自分の目的(学位取得、資格取得、教養を深めるなど)に合った大学を選ぶことが、卒業への近道になります。
たとえば、できるだけ通学なしで学びたい方はオンライン完結型の大学を、対面で仲間と学びたい方はスクーリングが充実した大学を選ぶとよいでしょう。また、学費の総額だけでなく、テキスト代やスクーリング費用も含めたトータルコストで比較することが重要です。
おすすめの通信制大学は通信制大学おすすめ5選で比較しています。関西エリアの方は関西の通信制大学まとめ、大阪近辺の方は大阪で通える通信制大学まとめもあわせてご覧ください。
【体験談】近大通信を4年で卒業したTatsuoの話



僕は30代で近畿大学 通信教育部 法学部に入学し、フルタイムで働きながら4年間で卒業しました。入学のきっかけは「大卒の学歴がほしい」というシンプルな動機でしたが、学ぶうちに知識そのものの面白さに引き込まれていきました。
正直、挛折しかけたことは何度もあります。仕事で疲れてレポートが書けない夜、試験前なのに全く頭に入らない焦り。でも、「ここで辞めたら何も変わらない」と自分に言い聞かせ、一歩ずつ進み続けました。卒業したとき、学位以上に「やり抜いた自分」への信頼が手に入ったと感じています。
僕の近大通信での学びの全体像は近大通信ロードマップにまとめています。入学から卒業までのリアルな道のりを知りたい方はぜひご覧ください。
まとめ



通信制大学は、社会人が働きながら学位を取得できる現実的な選択肢です。学費は通学制の3分の1以下、入試はほぼ書類選考のみ、オンライン完結で学べる大学も増えています。卒業率の低さは事実ですが、正しい情報と戦略があれば十分に卒業可能です。
「学び直したい」と思ったときが、始めどきです。この記事が、あなたの一歩を後押しできれば嬉しく思います。
通信制大学選びや学習計画について個別に相談したい方は、僕のココナラサービスもご活用ください。近大通信を4年で卒業した経験をもとに、あなたに合ったアドバイスをお伝えします。
📚 Kindle本も出版しています
『学び直しへの挑戦!社会人として近畿大学通信教育部法学部での日々』
このブログで発信している近大通信での4年間の体験を、1冊の本にまとめました。ブログ記事の再編集と追記が中心なので、ブログの熱心な読者の方には重複する内容もありますが、「Kindleで通しで読みたい」「著者を応援したい」「オフラインで読みたい」方におすすめです。
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