「もう無理かも」「近大通信やめたい」――深夜にレポートと向き合いながら、そんな気持ちになっていませんか?
この記事では、近大通信を辞めたくなる原因を整理したうえで、挫折しかけた時に試してほしい具体的な対処法と、本当に辞めるべきかの判断基準をお伝えします。
書いているのは、働きながら近大通信を4年で卒業したTatsuoです。僕自身、試験に何度も落ちる科目があって心が折れかけた経験があるので、あなたの気持ちは痛いほどわかります。
近大通信を「やめたい」と思うのは、あなただけじゃない
SNSや知恵袋に溢れる「辛い」「しんどい」の声
TwitterやYahoo!知恵袋を検索すると、「近大通信 辛い」「通信制大学 しんどい」といった投稿が数多く見つかります。実際、通信制大学の卒業率は15%前後というデータもあり、多くの人が途中で挫折しているのが現実です。
つまり、あなたが「やめたい」と感じること自体は、まったく異常なことではありません。むしろ、それだけ真剣に取り組んでいる証拠です。辛いと感じている自分を責める必要はないので、まずはそのことを知っておいてください。
僕も試験に何度も落ちて心が折れかけた話
偉そうに書いている僕自身も、在学中に何度も「もう無理かも」と思った瞬間がありました。特にきつかったのは、ある科目の試験に何度も落ち続けた時期です。勉強しているのに結果が出ない。合格の見通しがまったく立たない。「自分には無理なのでは」と本気で感じていました。
でも、そこから学習のやり方を見直し、科目の優先順位を組み替えることで、少しずつ前に進めるようになりました。結果として4年で卒業することができたので、あの時に諦めなくて本当によかったと思っています。卒業までの全体像を知りたい方は、近大通信ロードマップも参考にしてみてください。
近大通信が辛くなる5つの原因
①レポートの孤独感──聞ける人がいない
通信制大学の最大の壁は「孤独」です。通学制なら友人や先輩に聞けることも、通信ではすべて自分で調べて解決しなければなりません。レポートの書き方がわからない時、正解かどうか確認できる相手がいないのは、想像以上にストレスです。
特にレポートは、形式や論述の仕方に慣れるまでが大変です。レポートの書き方を事前に押さえておくだけでも、不安はかなり軽減されます。
②レポート返却が遅すぎて進捗が見えない
近大通信では、レポートを提出してから返却されるまでに1〜2ヶ月以上かかることがあります。その間、合格なのか不合格なのかわからないまま次に進むべきか迷う——この「宙ぶらりん」の状態が精神的にかなり堪えます。
返却が遅い時の対処法はレポートが返却されない時の対応策にまとめていますので、困っている方はチェックしてみてください。
③仕事・家事との両立で物理的に時間がない
社会人で通信制大学に通っている方の多くは、仕事や家事・育児をこなしながら学んでいます。「勉強したい気持ちはあるのに時間が取れない」という状況は、やる気を確実にすり減らしていきます。
僕も働きながらの学習だったので、この辛さはよくわかります。社会人の両立のコツでは、限られた時間の中で学習を進める工夫をまとめています。
④スクーリングの日程が合わない
スクーリングは単位取得に必須ですが、仕事の都合や遠方に住んでいる場合、日程調整が非常に難しいことがあります。「行きたくても行けない」ことが重なると、卒業自体が遠のいているように感じてしまいます。
スクーリングの種類や日程の選び方については、スクーリング解説を参考にしてみてください。後述するメディア授業への切り替えも有効な手段です。
⑤ゴールが遠すぎてモチベーションが続かない
卒業に必要な単位数は124単位。入学したばかりの頃は特に、ゴールまでの距離が果てしなく感じられます。「あと何十科目もあるのか…」と考えるだけで、気持ちが萎えてしまうのは自然なことです。
大切なのは、大きなゴールを小さなマイルストーンに分解することです。単位取得スケジュールを活用して、半年ごとの目標を設定してみてください。
やめたくなった時に試してほしい5つの対処法
①科目の優先順位を「捨て科目」込みで再設計する
すべての科目を同じ熱量でこなそうとすると、どこかで必ず息切れします。卒業に必要な単位数を満たせばいいのですから、苦手な科目は後回しにしたり、選択科目の中で「捨て科目」を決めたりする戦略が有効です。
僕も試験に何度も落ちた科目は一旦後回しにして、取りやすい科目から片付けることで、モチベーションを保つことができました。完璧主義を手放すことが、卒業への近道です。
②1日15分だけルールで学習習慣を最小化する
「毎日2時間勉強しなきゃ」と思うとハードルが高すぎて、結局何もしない日が増えてしまいます。そこでおすすめなのが「1日15分だけ」ルールです。テキストを15分読むだけ、レポートの構成を15分考えるだけ。それでOKとします。
大事なのは「毎日机に向かう習慣」を途切れさせないことです。15分でやめてもいいし、気分が乗れば続ければいい。このハードルの低さが、長期戦を乗り切る鍵になります。具体的な勉強時間の目安は勉強時間の記事で詳しく解説しています。
③KULeDの掲示板やSNSで仲間を見つける
孤独感が辛さの大きな原因になっているなら、仲間を見つけることで状況は大きく変わります。近大通信の学習ポータル「KULeD」の掲示板には、同じように頑張っている学生がたくさんいます。
また、TwitterなどのSNSで「#近大通信」と検索すれば、リアルタイムで学習報告をしている仲間が見つかります。「一人じゃない」と思えるだけで、驚くほど気持ちが楽になりますよ。
④スクーリングをメディア授業に切り替える
スクーリングの日程調整がネックになっている場合、メディア授業への切り替えを検討してみてください。メディア授業なら自宅でオンライン受講できるため、移動時間も宿泊費もかかりません。
僕自身もメディア授業を積極的に活用したことで、スケジュールの自由度が大幅に上がりました。詳しくはメディア授業の解説記事をご覧ください。
⑤休学制度を使って「戦略的に休む」
心も体も限界に近い時は、無理に続けるよりも一度休む方が賢明です。近大通信には休学制度があり、在籍期間を延長することができます。休学は「逃げ」ではなく「戦略的な判断」です。
仕事が繁忙期の時期だけ休学する、家庭の事情が落ち着くまで一時休止するなど、柔軟に活用しましょう。大切なのは、完全にやめてしまわないことです。
それでもダメなら──辞める前に考えてほしい3つのこと
辞めた場合の費用と時間を数字で可視化する
「やめたい」という気持ちが強い時こそ、感情ではなく数字で判断することが大切です。これまでに支払った学費はいくらか、取得済みの単位は何単位か、卒業まであとどれくらいの費用と期間が必要かを紙に書き出してみてください。
「あと1年頑張れば卒業できる」のか「まだ3年以上かかる」のかで、判断はまったく変わってきます。学費・卒業率の記事で全体の費用感を確認しておくと、冷静に考えやすくなります。
「休学」と「退学」は全然違う
休学はあくまで「一時停止」であり、復学すればこれまでの単位はすべて有効です。一方、退学してしまうと、再入学しない限り取得した単位は活かせなくなります。この違いは非常に大きいです。
今は辛くても、半年後・1年後には気持ちが変わっているかもしれません。退学という不可逆な決断をする前に、まずは休学で「考える時間」を確保することを強くおすすめします。
第三者に相談するだけで見え方が変わる
一人で悩んでいると、思考がどんどんネガティブな方向に偏っていきます。家族、友人、大学の事務局、あるいは同じ通信制で学んでいる仲間に話を聞いてもらうだけで、意外と気持ちが軽くなることがあります。
「相談するほどのことじゃない」と思うかもしれませんが、言葉にして外に出すこと自体に大きな効果があります。客観的な意見をもらうことで、自分では気づかなかった解決策が見つかることもあります。
一人で悩まず、卒業生に相談してみませんか?
履修計画の立て方がわからない…レポートの書き方が不安…仕事との両立が難しい…卒業までの見通しが立たない…そんな悩みを抱えていませんか?
近畿大学通信教育部を卒業した経験者が、あなたの悩みに寄り添います。一人で抱え込まず、まずは気軽に相談してみてください。
📚 Kindle本も出版しています
『学び直しへの挑戦!社会人として近畿大学通信教育部法学部での日々』
このブログで発信している近大通信での4年間の体験を、1冊の本にまとめました。ブログ記事の再編集と追記が中心なので、ブログの熱心な読者の方には重複する内容もありますが、「Kindleで通しで読みたい」「著者を応援したい」「オフラインで読みたい」方におすすめです。
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