「社会人だけど、大学で学び直したい」「通信制大学って本当に卒業できるの?」——そんな不安を抱えていませんか?
僕自身、フルタイムで働きながら近畿大学 通信教育部に入学し、4年で卒業しました。正直、入学前は「社会人が通信制大学を卒業するのは難しい」という声を何度も目にして不安でした。実際、通信制大学の平均卒業率は約15%とも言われています。
でも、結論から言えば正しい計画と習慣さえあれば、仕事と両立しながら4年で卒業することは十分に可能です。
この記事では、僕が実際に社会人として通信制大学を卒業するまでに実践した勉強法・スケジュール管理・モチベーション維持のコツを、すべてリアルな体験ベースでお伝えします。
社会人が通信制大学を選ぶべき5つの理由

まず、なぜ社会人の学び直しに通信制大学が向いているのかを整理します。
①時間と場所を選ばず学べる
通信制大学の最大の強みは、通学が不要なこと。テキスト学習やオンライン授業が中心なので、通勤電車の中でも、夜寝る前のリビングでも、自分の好きなタイミングで学習を進められます。
僕の場合、平日は仕事終わりの夜21時〜23時、休日は午前中の3時間をメインの学習時間にしていました。この「自分でコントロールできる」という点が、社会人にとって何より重要です。
②学費が圧倒的に安い
通学制の私立大学は4年間で約400〜500万円かかりますが、通信制大学なら4年間で約70〜100万円程度。近大通信の場合、年間の学費は約18万円(スクーリング費用別)で、経済的な負担はかなり軽いです。
社会人として働きながら学ぶなら、金銭面でのハードルが低いことは大きなメリットです。
③入学試験がない(書類審査のみ)
通信制大学のほとんどは入学試験がなく、書類審査のみで入学できます。「何年も前に高校を卒業したから勉強についていけるか不安」という人も、入学のハードル自体は低いので安心してください。
④大卒資格(学士)を取得できる
通信制大学を卒業すれば、通学制と同じ「学士」の学位が授与されます。履歴書にも「◯◯大学 卒業」と書けるので、転職やキャリアアップにも活きてきます。
⑤同じ志を持つ社会人仲間ができる
通信制大学の学生は約7割以上が社会人です。スクーリングやオンライン上の交流を通じて、さまざまな業種・年代の仲間とつながれます。僕もスクーリングで出会った仲間とは今でも連絡を取り合っており、学びのモチベーション維持にも大きく役立ちました。
【体験談】僕が近大通信を4年で卒業できた理由



ここからは、僕自身の体験を詳しくお話しします。
入学を決めたきっかけ
僕が通信制大学への入学を決めたのは、「もっと体系的に学びたい」「大卒資格を取って将来の選択肢を広げたい」という想いからでした。仕事をしながら通学するのは現実的ではなかったため、自宅学習がメインの通信制を選びました。
近畿大学を選んだ理由は、メディア授業が充実していてスクーリングの負担が少ないこと、学費がリーズナブルなこと、そしてレポート提出や試験もオンラインで完結できる点が決め手でした。
4年間のリアルなスケジュール
僕の4年間を大まかに振り返ると、以下のような流れでした。
【1年目】基礎固め期
一般教養科目を中心に履修。学習リズムを作ることを最優先にしました。最初の3ヶ月は「毎日30分でもテキストを開く」ことだけを意識。ここで習慣化できたのが大きかったです。
【2年目】本格始動期
専門科目に入り始め、レポートの難易度も上がりました。この時期に勉強時間の確保の工夫が必要になります。僕は通勤時間にテキストを読み、帰宅後にレポートを書くという二段階の学習スタイルを確立しました。
【3年目】スクーリング集中期
スクーリング(面接授業)が増える時期。有給休暇を計画的に使いながら参加しました。仕事と通信制大学の両立で最も大変だったのがこの年です。
【4年目】追い込み・卒業期
残りの単位を取得しつつ、卒業に必要な要件を確認。履修計画を入念に立てていたおかげで、最後まで焦ることなく卒業を迎えられました。
社会人が通信制大学で使える勉強法5選



4年間の中で「これは効果があった」と実感した勉強法を5つ紹介します。
①スキマ時間の徹底活用
社会人がまとまった勉強時間を確保するのは難しいのが現実です。だからこそ、通勤時間・昼休み・待ち時間などのスキマ時間を徹底的に活用しました。
僕の場合、片道40分の通勤時間でテキストを読み、昼休みに要点をノートにまとめるという流れが定着。1日トータルで約1.5〜2時間の学習時間を確保できていました。
②レポートは「型」を作る
通信制大学の単位取得で最もハードルが高いのがレポートです。毎回ゼロから構成を考えると時間がかかるので、僕は「序論→本論→結論」の基本構成テンプレートを作り、どの科目でもその型に当てはめて書くようにしました。
これだけで、レポート1本あたりの作成時間が半分以下になりました。
③週単位でタスクを管理する
「今月中にレポート3本出す」ではなく、「今週はレポートAの資料集め、来週は下書き」と週単位でタスクを分解していました。仕事の繁忙期に合わせて調整もしやすくなります。
④仲間とのつながりを持つ
通信制大学は孤独になりがちです。僕はスクーリングで知り合った同期とLINEグループを作り、お互いの進捗を報告し合っていました。「自分だけじゃない」と思えることが、挫折を防ぐ最大の要因だったと思います。
⑤完璧を目指さない
社会人学生にとって大事なのは、「完璧よりも完了」というマインドです。レポートで100点を取ることにこだわるより、合格ラインを超えて着実に単位を積み上げることを優先しました。卒業することが最大のゴールだからです。
仕事と通信制大学を両立する1週間のスケジュール例



僕が実際に過ごしていた1週間のスケジュールを公開します。
| 曜日 | 学習内容 | 学習時間 |
|---|---|---|
| 月曜 | 通勤中にテキスト読み/帰宅後にレポート作成 | 約2時間 |
| 火曜 | 通勤中にテキスト読み/メディア授業視聴 | 約1.5時間 |
| 水曜 | 通勤中のみ(仕事の繁忙日は無理しない) | 約40分 |
| 木曜 | 通勤中にテキスト読み/帰宅後にレポート作成 | 約2時間 |
| 金曜 | 通勤中のみ(週末に向けて休息も確保) | 約40分 |
| 土曜 | 午前中にまとめて学習(レポート仕上げ・試験勉強) | 約3〜4時間 |
| 日曜 | 午前中に軽く復習/午後はオフ | 約1〜2時間 |
週あたりの学習時間は約11〜13時間。これは「特別にストイック」というわけではなく、日常にうまく組み込めば無理なく続けられる量です。
詳しいスケジュールの立て方は、社会人の通信制大学 勉強時間の確保術の記事も参考にしてみてください。
通信制大学を卒業するために意識した3つのこと



①卒業から逆算して履修計画を立てる
通信制大学で最も大切なのは履修計画です。「4年で卒業する」と決めたら、必要な124単位を4年間に均等に配分し、さらに各学期のレポート提出数・試験日程まで落とし込みます。
僕は入学直後に4年分のざっくりとした計画を立て、半年ごとに見直していました。詳しくは履修計画の立て方の記事で解説しています。
②「やらない日」を決める
毎日勉強し続けようとすると、どこかで燃え尽きます。僕は日曜午後と水曜の夜を「完全オフ」にしていました。メリハリをつけることで、学習日の集中力が格段に上がります。
③目的を明確にしておく
「なぜ通信制大学で学ぶのか?」という目的がブレると、忙しい時期に学習を続ける理由がなくなります。僕は「大卒資格を取ってキャリアの選択肢を広げる」という目的をスマホの壁紙に設定していました(笑)。些細なことですが、毎日目に入ることで意識が途切れずに済みました。
社会人が通信制大学で失敗しないための注意点



最初から科目を取りすぎない
「早く卒業したい」という気持ちから、1年目に科目を詰め込みすぎる人が多いです。しかし、学習リズムができていない段階で無理をすると、レポートが溜まって挫折する原因に。最初の半年は少なめの科目数でペースをつかむことを強くおすすめします。
スクーリングの日程は早めに押さえる
人気のスクーリング科目はすぐに定員に達します。仕事の都合で日程が限られる社会人こそ、スクーリングの申込みは最優先で行いましょう。有給休暇の計画も早めに立てておくと安心です。
孤独に負けない仕組みを作る
通信制大学の最大の敵は「孤独感」です。モチベーションが下がったとき、一人だと簡単に諦めてしまいます。SNSで同じ大学の学生とつながる、スクーリングで積極的に話しかけるなど、人とのつながりを意識的に作ることが卒業への近道です。
通信制大学の選び方|社会人が見るべきポイント



これから通信制大学を検討している方に向けて、選び方のポイントをまとめます。
オンライン完結度をチェック
レポート提出・試験・スクーリングがどこまでオンラインで完結するかは、社会人にとって最も重要なポイントです。近年はフルオンラインで卒業可能な大学も増えています。
卒業率と学習サポート体制
卒業率が公表されている大学は、学生サポートに自信がある証拠です。アドバイザー制度やポータルサイトの充実度もあわせて確認しましょう。
学費の総額を比較する
授業料だけでなく、スクーリング費用・テキスト代・試験料なども含めた4年間の総額で比較することが大切です。
取得したい資格に対応しているか
教員免許や図書館司書など、特定の資格取得を目指す場合は、その大学の対応状況を必ず確認してください。
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まとめ|社会人こそ通信制大学で学び直そう



社会人が通信制大学で学ぶことは、決して「無謀な挑戦」ではありません。
僕自身、フルタイムで働きながら近大通信を4年で卒業できました。特別な才能があったわけではなく、「計画を立て、習慣にし、仲間とつながる」——この3つを愚直に続けた結果です。
通信制大学の平均卒業率が低いのは事実ですが、それは「難しいから」ではなく「続ける仕組みを持たないから」。この記事で紹介した方法を実践すれば、あなたも仕事と学業を両立しながら卒業を目指せるはずです。
これから学び直しを始めたい方は、まず社会人の学び直しロードマップを読んで、全体像をつかむところから始めてみてください。
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近大通信を4年で卒業した経験をもとに、あなたの状況に合わせた履修計画・勉強スケジュール・モチベーション管理について、具体的にアドバイスします。
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